バス釣りで使えるバーブレスフックの販売状況・サイズと重量について調べてみた。

管釣りおすすめルアー

エリアフィッシングでは必ず必要になるバーブレスフック。カエシを潰して使用することが多いのですが、結構面倒じゃないですか?

うっかり忘れて退場!なんてことになったらせっかくの釣りが台無しになってしまいます。

潰せばいいじゃんって話ではありますが、最初からバーブレスになっているフックに交換するのもひとつの方法です。

そこで、今回はバーブレスフックを販売しているメーカーさんと入手方法についてご紹介しようと思います!

そもそもバーブレスフックって何?っていう人はこちらの記事で確認!

それでは、いってみましょう。

結論:入手性は悪い。

そもそも

釣具屋さんに売っているのかっていう話。

残念ですがほぼ売ってません。

いきなり悲しい現実ですが、実際に自分が行ける範囲の釣具屋さんを8件程回った結果、入手できたのはそのうち2店舗で種類も2種類のみ。

※この店舗の中には大手釣具店の大型店も含まれています。

はっきり言って入手性は非常に悪い。ですので購入はネット経由が基本となります。

バーブレスフックを販売する主なフックメーカーと入手性

さて、そんな需要が怪しい中でもバーブレスフックを販売しているメーカー自体はあります。

探せば他にも多少出てはきますが、比較的入手経路の多い3メーカーに絞ってのご紹介です。

※太字は今回入手した番手です。

カルティバ(オーナーばり)

オフセットフック

「おかっぱりバーブレス」シリーズ

貴重なオフセットフックのバーブレスモデルです。たぶんこれしか無いです。

サイズは #4 #2 #1 #2/0

トレブルフック

STBLシリーズを販売しています。そもそもの入手性の悪いバーブレスフックの中では比較的入手しやすいですが、小型ルアーにマッチする中軸のSTBL31、36シリーズ♯6の入手難易度が高いです(2025年9月現在)

大手ECサイトは一通り探しましたが今回は見つけることができませんでした。

STBL-31TN #2 #4 #6 #8

STBL-36BC #10 #12 #14 #16

STBL-41TN #2 #4 #6 #8

STBL-46TN #3 #4 #5 #6 #8

もっと大きいサイズをお探しの方は

STBL-56 #1/0 #1 #2

STBL-66 #5/0 #4/0 #3/0 #2/0 #1/0 #1 #2

までラインナップがあります。

品番がたくさんありますね。

31とか46とか56とかBCとかTNって何が違うねんって方はこちらをご覧ください。

引用:カルティバ公式

なるほど。これはわかりやすい。

VANFOOK(ヴァンフック)

トレブルフック

個人的にはトラウト針のイメージですがバス用として使用できるバーブレスフックの取り扱いがあります。

入手自体の難易度は高くありませんが、1つのECサイトで揃えることはできず。

複数のECサイト経由で#6~#10の全て入手することができました。

VANFOOK DT-38-BL・Bシリーズ

サイズは#4 #6 #8 #10 #12 #14 #16までと小さいサイズまでフォローしているところが魅力です。フック形状はストレート。

BKK

トレブルフック

国産メーカーではありませんが、コストパフォーマンスに優れ、国産ルアーメーカーに純正採用されることもあるメーカーです。

1番入手難易度が低いと思われます。#6~#10を1つのECサイトで全て購入することができました。

BKK FANGS-62 UAシリーズ 

サイズは#1 #2 #3 #4 #5 #6 #8 #10 フック形状はストレート。

各メーカー製品ごとの重量とサイズ比較

ソウルシャッド58SR-SPでサイズと重量の比較

では今回種類が多く集まった#8にて各メーカーを比較したいと思います。

比較にあたって検証の実験台になってもらうルアーはこちら。

※本記事はこちらのソウルシャッドに1番適合するバーブレスフックを選別する目的のものではありません。

あくまで純正と同じ番手として販売されているバーブレスフックを比較するという
検証が目的ですのでご了承ください。

ソウルシャッド58SR-SP 純正フック

こちらは純正フックとしてがまかつの「RB-M #8」が採用されています。

重量計測

個体によって多少の誤差はあるでしょうが、このフックは単体で0,31gのようです。

純正の重量は5,10g

概ね5.04g~5,15gの範囲が1%

概ね4,95g~5.25gの範囲が3%

概ね4.85g~5,36gの範囲が5%

できれば3%の範囲までで抑えたいところ。

では、純正と同じ#8のバーブレスフックを見ていきましょう。

カルティバ STBL-31TN #8

重量は0.34g 純正+0.03g 結構近いんじゃないでしょうか??

サイズ感はどうでしょう?

軸が純正よりもちょっと短いですが、これならある程度互換性は望めそうな感じです。フックのカラーと形状が違いますが。

カルティバ STBK-41TN #8

31よりも高剛性の41シリーズ。

重量は純正よりも0.14g増。

こう比較すると純正のストレート形状とSTBL-41TNのカーブ形状で明らかに形状に違いがあるのがわかりますね。

カルティバ STBL-46TN #8

続いて同じくカルティバのSTBL-46TN #8です。

0.48g 純正+0.17gです。

サイズ感は・・・

これは明らかに一回り大きい感じがします。41よりも大きいですね。

VANHOOK DT-38BL・B #8

続いてVANFOOKの製品を見てみましょう。

重量は0.24gと純正フックよりも0.07g軽い。若干軸が細いように見えます。

軸を細くすると不意の大物が来た時に少々不安ですが、エリアバスを相手にするならこれくらいでもいいかもしれませんね。MAVでストライパー、マーレイ、キャットフィッシュを狙う場合はちょっと心配かも。

BKK Fangs 62-UA #8

続いてBKKのフックを見てみましょう。

まずは重量です。

0.47g 純正+0.16g カルティバのSTBL-46TNに非常に近い数値。

サイズ感はどうでしょうか。

やはり1回り大きいですね。BKKのフックなら1サイズ落として#10がちょうどいいくらいだと思います。

実際に付け替える

純正状態の総重量

まず純正の重量は5,10g

概ね5.04g~5,15gの範囲が1%

概ね4,95g~5.25gの範囲が3%

できれば3%の範囲までで抑えたいところ。

STBL-31TN(カルティバ)

まずはカルティバのSTBL-31TN フック装着時のサイズ感は純正とほぼ同じ

重量計測

純正との差は0.06g 1.6%の重量増です。優秀。

STBL-41TN(カルティバ)

装着のサイズ感は悪くない感じです。

重量測定

ただし、重量増0.28g 約5.2%。やはりちょっと重いですね。

STBL-46TN(カルティバ)

装着のサイズ感は純正より大きいです。

重量計測。

41TNと大きく変わりませんが、純正+0,3g 約5.6%の重量増。

DT-38BL・B(VANFOOK)

装着のサイズ感は純正同等です。こちらのほうがやや細軸かと。

重量計測

純正-0.1g -2%の重量減です。

Fangs 62-UA(BKK)

装着のサイズ感は純正より大きめ。

重量計測

純正+0.28g(約5,2%)の重量増。カルティバのSTBL-41TNと同じですね。

まとめ

では今回のまとめです。

・バーブレスフックはネット購入がおすすめ!

・同じ番手でもメーカーによってサイズ感が異なるので注意!

・比較的手に入りやすいのはカルティバ、VANFOOK、BKK

・オフセットフックはカルティバ1択!

以下は今回の検証でわかった一覧表とフック付け替え画像です。

※業務用等の精密な計量器で測定した数値ではありません

メーカー型番フック重量総重量
がまかつRB-M#80.315.10
カルティバSTBL-31TN #80.345.160.06
カルティバSTBL-41TN #80.455.380.28
カルティバSTBL-46TN #80.485.40.30
VANFOOKDT-38BL・B #80.245-0.10
BKKFangs 62-UA #80.475.380.28

以上です!それでは、よい釣果を!

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